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リヴァプールがブラジルのターレス・マグノの獲得を検討か

リヴァプールがブラジルの新星、ターレス・マグノの動向を注視しているとの報道が、『Metro』『Daily Mirror』などの複数イギリスメディアから挙がりました。

 

2019年にブラジル、ヴァスコ・ダ・ガマのトップチームへ昇格したヤングスターで、イギリスの富裕層向けの『The Guardian』誌が選ぶ『Next Generation 2019』にも選出されました。同年には2019年のFIFA U-17W杯にブラジル代表として選出され、ヴァスコ・ダ・ガマでも17歳ながらもフォワードとしてスタメンとしての定位置を確保しています。

 

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同じく獲得を目指すベンフィカとの競合になると同メディアは報じています。マグノは一連の優れたパフォーマンスからもブラジルで最も将来が嘱望されている若手の1人です。

すでにベンフィカがオファーを送るも、クラブがその金額を拒否。その一方、コロナウイルスの影響もあり、財政面で苦しむヴァスコ・ダ・ガマにとっては売却もやぶさかではないと報じられています。

 

ネイマール2世」と呼ばれるだけあり、スピードに加えドリブルで積極的に仕掛けていく様子が見られます。純粋なウインガーとしてのプレーも見られますが、テクニックでかわしてミドルシュートや決定的なパスを演出するトップ下のような動きが多いです。

 

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また、近年しばしば見られる身長もあるテクニシャンであり、一見細身ですが186cmの恵まれた体格と、ブラジル人らしい非凡なドリブルスキルを併せ持っています。

そのためセンターフォワードからウイングまで前線のポジションは基本全てプレー可能であり、これもまた評価を上げる大きな要因になっています。その将来については、フランス、スペイン、イタリア、そしてイングランドと多くのクラブでのプレーが可能であると複数紙が綴っています。ドイツの『Transfer Market』によれば移籍金は4.5M€(約5億円)とされています。

 

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直近のプレミアの他クラブでの動向としては、マンチェスター・シティバイエルン間でのルロイ・ザネの移籍が合意直近であったり、マンチェスター・ユナイテッドや新オーナー就任により積極的な補強を敢行すると言われているニューカッスルが移籍市場で動きを見せそうな雰囲気です。

 

そんな中、リヴァプールは今夏の移籍でアタッカー確保に向かうのでしょうか。マグノはこれまで紹介してきた補強候補のなかでも最年少です。セプ・ファン・デン・ベルフやハーヴェイ・エリオットなど20歳未満の若手の獲得を進めてきたこれまでの移籍市場の動きから見ると、あながちありえない話でもないでしょう。

 

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コロナウイルスの影響によりクラブの財政確保が急務であるため、個人的には今夏クラブが、ビッグニュースになりうる補強に乗り出す可能性は薄いと思っています。その点、安価で成長の見込みが十分にあるため、マグノ本人の意思は不明ですが、トリデンテを脅かす存在に成長することを見越して、そして未来のレッズを担う選手としてクラブが獲得を検討している可能性は低くないと考えられます。

果たして大器になりうる選手なのか、その動向に注目したいと思います。