ボウト・ベグホルストがリヴァプールへの思いを語る
コロナウイルスの影響で、今夏の移籍市場でリヴァプールがどのように動くのかが不透明なままですが、ブンデスリーガの再開によって、多くのチーム、ファンがドイツに目を向けることになります。
そのブンデスリーガ7位のヴォルスブルクに所属するオランダ人ストライカー、ホウト・ベグホルストがリヴァプールへの思いを口にしました。現在27歳で、オランダのAZあるクマールから4年契約で2018年ヴォルスブルクへと加入しました。
今季は得点王ランキングでレヴァンドフスキ、ヴェルナー、サンチョらに次ぐ5位の11得点。
そして「Dazn」と「Goal」のインタビューで、彼のエージェントが、ベグホルストはリヴァプールへの移籍ができるポテンシャルを秘めていると語り、彼自身も将来はプレミアでプレーすべきかもしれないと口にしました。
「僕はいつもリヴァプールのことをとても特別なクラブだと思っているよ。”You'll Never Walk Alone”を聞くと本当にいつも鳥肌が立つんだ。
欧州には他にいくつもの素晴らしいクラブがあるけれど、実のところ昔の僕はずっとミランが好きだったんだ。何人ものオランダ人がそこでプレーしたからね。
僕は常に野心的だし、進歩し続けたいと思っている。ドイツの他にイングランドのクラブでプレーすることでそうなれるかもしれない。でも現時点では自分にとってプレミア移籍はまだ早いね。現時点ではヴォルスブルクはとても快適だし、ここで成長するために最大限努力するつもりだよ。」
この言い方では当分の移籍はなさそうですが、AZ時代には通算18ゴールを挙げる好調ぶりを見せつけ、多くの国外のクラブから注目を集めた選手でもあります。2018年にはオランダ代表にも選出されており、もしもユルゲン・クロップとマイケル・エドワーズが今夏のマーケットでアタッカーの補強を探しているのだとしたら、リヴァプールへの加入の希望を持つこのオランダ人の野望も叶うかもしれない、と同メディアは報じています。
前線の補強の可能性は常々報じられていますが、ドイツの移籍金専門サイト「Transfer Market」によると移籍金は21.5m€(約24億円)。得点力と197cmの長身のストライカーは果たしてクロップ監督の狙うプランに含まれるのでしょうか。