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リヴァプール・移籍情報 FW編その2〜トリデンテの牙城を崩す選手は現れる?〜

早くも5月に突入し、オンラインによる大学の授業も当たり前になってきました。

しかし、本来の生活とはかけ離れた日々であることは間違いなく、もどかしさを感じる毎日です。

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さて、今回は前回に引き続き、リヴァプール移籍情報まとめ!

FW編その2です!

 

(前回記事はこちらからどうぞ↓)

take-2516.hatenablog.com

 

前回も早々たる面子でしたが、まだまだ移籍情報が出ている選手がいますのでご紹介していきます!

 

(今回も信憑性、期待値は個人の意見ですのでご容赦ください)

 

 

・フェラン・トーレスバレンシア

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移籍先候補:ユベントスマンチェスター・C、バルセロナマンチェスター・U他

発信源:『Liverpool ECHO』(現地メディア)『Daily Mail』『Daily Express』(英)

 

多くのビッグクラブが獲得を狙うバレンシアの生え抜きプレーヤー、フェラン・トーレス

 

いまだ20歳ながら、堅守速攻を持ち味とするセラーデス監督の4-4-2の2列目右サイドで不動のレギュラーとして定着しています。両サイドのウイングとしてのプレーが可能であり、正ポジションはFWというよりは右のインサイドハーフに近いです。

 

特徴はスピードとキック精度。スピードに注目されがちですが、キック精度も素晴らしく、CLラウンド16のアタランタ戦で見せたような右サイドからの正確なクロスや、カットインからのミドルにそれが現れており、今季は公式線35試合中6ゴール7アシストを記録。また、リヴァプール攻撃陣に足りない高さの面でも185cmと十分であると思われます。一方、ゲーゲンプレスに不可欠な強度という面ではフィジカル的な弱さがしばしば指摘されています。

 

(アシスト→3:22〜 ゴール→4:11〜)

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移籍に関してはバレンシアとの現行契約が2021年まで結ばれており、契約解除金は8960万£(約119億7000万円)。契約延長に関しては、欧州中のビッグクラブが注目しているためいまだ不透明となっています。リヴァプールにしてみれば、スピードのあるウイングというのは喉から手が出るほど欲しい選手です。しかし、全ての補強に言えることですが、20歳と将来有望のトーレスが現在のトリデンテのバックアッパーで満足するのかという問題があります。実力面は申し分ないものの、それゆえのスタメン争いと契約解除金の高さがネックとなるのは間違い無いでしょう。

 

信憑性:3/5点 期待値:3.5/5点

 

・ウィサム・ベン・イェデル(モナコ

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移籍先候補:マンチェスター・C、マンチェスター・U、バルセロナレアル・マドリード

発信源:『Daily Mail』(英)『L'Equipw』(仏)

 

現在29歳のモナコのストライカー、ウィサム・ベン・イェデル。

 

2019年の夏にセビージャから4000万€(約47億5000万円)でモナコに加入しました。退団したファルカオに変わり、スリマニとの2トップで破竹の勢いで活躍しています。

 

なんといっても特筆すべきは得点力。セビージャ時代はラ・リーガ18-19シーズンで18得点。今季は打ち切りになったもののリーグ・アンでムバッペと並び1位18得点で得点王に輝きました。足元の技術が優れており、両足ともに精度が使えることから無理な体勢でもシュートが狙えます。また、ディフェンダーとの駆け引きも上手く、裏スペースへの抜け出しからのゴールも見られます。170cmと小柄ながらも、囲まれても当たり負けせずにドリブルでスルスルと抜けていくシーンも見られます。

プレースタイルとしてはセルヒオ・アグエロに近いと感じました。

 

ベン・イェデルに関しては、もしリヴァプールに移籍する場合どの位置で使うのか個人的にはよくわからないです。純粋なストライカー気質から、ウイングで使うのは違う気がします。となるとポジション争いはフィルミーノとなりますが、年齢やプレースタイルからもそのポジションの補強なら他に適切な選手がいると思います。ベン・イェデルが素晴らしい選手なのは間違い無いですが、果たしてッリヴァプールのスカウト陣が本気で狙っているかは不明であり、現段階ではあくまで目を向けている程度だと思われます。

 

信憑性:2/5点 期待値:2.5/5点

 

マルクステュラムボルシアMG

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移籍先候補(2019年冬時点):ボルシア・ドルトムントアーセナル

発信源:『Daily Express』

 

ブンデスリリーガ、ボルシアメンヘングラードバッハのヤングスター、マルクステュラム

 

22歳のニューカマーは元フランス代表DF、リリアン・テュラムの息子としても知られています。今季は左ウイングで起用されていますが、両サイドで持ち味を発揮でき、中央でのプレーもできることから前線ならどこに置いても良しな選手です。

 

特徴としてはまず、身体能力の高さ。ウイングながらも若干190cmの巨体を誇り、脚力、跳躍力ともに優れています。かといってプレーがフィジカルに振り切っているわけではなく、むしろボールを扱う技術や、ドリブルのスキルは目を見張るものがあります。複数人に囲まれた状態からのドリブル突破や、縦へのカットインは素晴らしいものがあります。決定力に関してもスペースに飛び込んでのワンタッチシュートや、カットインからの強力なミドルなど高い水準であると言えます。

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意外と日本のメディアやSNSでは噂されていませんが、海外ではヴァルナーに並び、リヴァプールに移籍すべき!との声が多く上がっています。確かにウイングとしての素質は申し分なく、さらにレッズの前線に欠けていた高さを利用したセットプレーの強化やパワープレイなど攻撃の選択肢を増やすことのできる利点があります。オリジや南野ともプレースタイルが異なるため、兼ね合いの面も問題ないように感じます。

さらに移籍金に関しても22,50m€(約26億円)であり、テュラムの獲得はリヴァプールにとっても理想的な補強のように思えます。

(強いてあげられる懸念は代理人が悪名高いミーノ・ライオラ)

 

信憑性:2.5/5点 期待値:5/5点

 

ドリース・メルテンスナポリ

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移籍先候補:チェルシーインテルアーセナルマンチェスター・U他

発信源:『Daily Star』『Daily Express』(英)

 

ナポリとといえばチャンピオンズリーグリヴァプールと直接対決した因縁の相手。

そしてそのナポリのストライカーとしてレッズを苦しめてきたのが、ドリース・メルテンス

 

ウイングから偽9番としてのCFにコンバートされ、点取り屋として覚醒した32歳です。ウインガーとしての絶対的なドリブル突破技術や、カットインからのシュートが十八番で、さらにサッリ政権時代にCFとして起用されたことから、中盤に降りてきて、ディフェンスを釣り出すオフ・ザ・ボールの動きやフィニッシュの巧さも併せ持っています。169cmと小柄な体型がネックですが、そこを考えなければ、テクニック、シュート技術、スピードとハイレベルであり、前線でマルチに活躍できる選手であるといえます。

 

今夏にナポリとの契約が満了するメルテンス。現時点では、コロナウイルスの影響もありますが、契約延長は実現しておらず退団が有力視されています。移籍先に関してはチェルシーが最有力とされており、またコンテ監督率いるインテルも獲得を諦めていないとの情報も挙がっています。

 

リヴァプールにしてみれば、センターフォワードに加え、両ウイングでプレー可能なな点はプラス材料でしょう。ネックとなるのは年齢とプレースタイルかと思われます。現在32歳のメルテンスをバックアッパーとして獲得する不安はつきまといます。また、ナポリでのメルテンスの偽9番としての開花はあくまでナポリの、ポゼッションからの早いパスワークによって成り立っていた面はあります。そのためショートカウンターを最大の武器とするリヴァプールメルテンスがフィットするのかという懸念が残ります。

 

信憑性:2/5点 期待値:3.5/5点

 

・ウスマヌ・デンベレバルセロナ

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移籍先候補:インテル、PSG 、アーセナル

発信源:『Metro』『Daily Mail』『Daily Mirror』(英)

 

2017年の夏に退団したネイマールの代役として、ドルトムントから移籍金最高額でバルセロナに加入した、ウスマヌ・デンベレ

 

ドルトムント時代に見せた足元のテクニック、特に両足を使った巧みなドリブル突破や、ミドルも決められる決定力の高さ、ボディバランスに優れているセンセーショナルなアタッカーです。

 

しかし、バルセロナ加入後は度重なる負傷に苦しみ、今季のラ・リーガでは公式戦わずか9試合の出場にとどまっています。好不調の波が激しい選手であるのは間違い無く、好調時はメッシに勝るとも劣らないドリブルを見せることもありますが、故障率の高さとクラブへの貢献度の低さから、今年の4月にはバルセロナのレジェンド、リヴァウド氏がデンベレの売却を提言したとの報道が出ました。

さらにメンタル面も問題視されており、度重なる遅刻や問題行動がしばしば取り上げられます。

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ウインガーの補強を望むリヴァプールにとってみれば、いまだ22歳と若く、もしこれからよりフィジカルの調整や素行面の改善を図り、ドルトムンド時代のプレーを取り戻すことができれば、獲得を一考する必要はあるように感じます。しかし、現状のプレーでは獲得するにはデメリットの方が圧倒的であり、特に19-20のCL対リヴァプール戦1stレグの後半終了間際の決定期のミスからもここぞというときに活躍してくれない選手のように感じます。バルセロナが売却を考慮していないとの報道もあり、今リヴァプールが獲得する必要性は薄いように感じます。

 

デンベレが練習中にポケモンGOやってトゥヘルにばれたエピソードを想像するのが面白すぎて、個人的にはデンベレ好きです笑

 

信憑性:1.5/5点 期待値:1/5点

 

・まとめ

今回も、前回に引き続きリヴァプールに移籍が噂されている5人のFWをまとめました!

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今回で言えば、マルクステュラムの獲得に関しては移籍のメリットしかなく、実はヴェルナーの移籍はカモフラージュで、クロップ監督もスカウト陣も実はテュラムを狙っているのではないかと勘繰ってしまいたくなりました。

 

メルテンスやフェラン・トーレスなど将来が不透明な選手に関しても、どこに移籍するのか注視していきたいと思います!

 

次回はFW編のラストです!